こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
色々あって、ほぼ完成していたのに納車がだいぶ先延ばしになってしまった。
そういうRCMが 極々稀な事ですがあります・・・
今回ご紹介するマシンも 諸事情あってなかなか納車にならなかった車両でして
少し前に遡るのですが、スタジオで撮影したRCMを1台 ご紹介いたしましょう。
大分県在住 K・Aさんの、RCMー526 Z1-Rです。
最初の印象・・・ 皆さん どうですか? (^_^)
このRCMー526、完成してから暫くショールームに置いてあったんですが
来る人ことごとく 「あれっ? 社長の001、何か雰囲気変わった?」とか
自分のZ1-Rを古くからよく知る友人などは「これ、中村レプリカだね~!」
なんて言う人が大多数でして・・・
確かに
自分で言うのもなんですが「中村レプリカ」なのかも・・・ (^_^;)
事実、オーナーのK・Aさんに「カラーリングは どんなのがいいですか?」と
訪ねた際「中村さんのと同じになるんですけどホワイトで」 と、リクエストを
頂いてますし、2本のストライプワークも中村自らラインテープを貼って色まで
指定したカラーリングですから、自分の好みがモロに反映されている・・・
ちなみにこれが 今現在の自分の愛機 RCM A16R-001です。
よくRCMー039 Z-1のBさんが 口々に言ってるセリフで
「いいかげん俺のレプリカカラーRCM 造るのやめて~!(笑)」と言うのが
あるんですが、自分の場合 RCMー001レプリカは別に何台出て来てもいいと
思ってますんで全然気にしてません。
でも だいぶ沢山の人達から「中村レプリカ」と言われたんで、実は今 正真正銘
マジな旧001レプリカを造るかな・・・ なんて、考えてたりして (^_^)v
で、これが大昔の中村の愛機、旧RCMー001。
かれこれ30年も前の写真で、ライダーはRCMオーナーズクラブ ”ROC” の
ブロックリーダー 田中吾希人・・・
この頃の画像が少なく 写真管理もずさんだったもんだから、引っ張り出すのが
大変で・・・ ( ̄▽ ̄;)
まじめに 旧RCMー001レプリカを造ろうかな・・・ なんて 考えております。
おっと! 脱線してしまいました、話題をRCMー526に戻しましょう(苦笑)
前後17インチホイール仕様で、1名乗車前提で造り込まれてる所なども 確かに
001と同じコンセプトですが、このRCMー526は近年のZ系RCMに準じた
規格とクォリティーで製作されていますので、細部まで実によく出来ております。
走行性能を追求するのは、あたり前。
ルックスだって、同じ性能のマシンなら よりカッコいい方がいいですよね ♪
でも この小物入れの様な「便利さ」も、近年のRCMでは装備する様に配慮
しており、これがあると無いのとでは 大違い・・・
こう言う運動性能に絡まない部分でも RCMでは拘って造り込んでるんです。
足回りはもちろん 世界最高峰メーカーの逸品のみで構成をしており、特に重要と
なる3種の神器、OHLINS製サスペンション、O・Zレーシング製ホイール
Brembo製ブレーキキャリパー&マスターシリンダーと、ロードレースでの
トップメーカーアイテムだけに絞った選択。
ちなみにSUNSTAR製のディスクローターも、先ほどの3メーカーと同じく
世界から賞賛されてるメーカーですから性能を始め、信頼性の高いパーツだけで
構築されたと言えるでしょう。
リアサスの取り付け位置は、1名乗車専用スタイルの レーシングレイダウン。
スイングアームはノーマルよりも僅かに長くして、トラクションを稼ぎやすく
している525mmのSCULPTURE製アームで、ブロックピースタイプ
スタビライザーをアップグレードで追加溶接しています。
エンジンは、オールブラックのガンコートで引き締まった存在感に・・・
カットダイナモカバーは、PAMS製のジェネレーターコンバージョンKIT
タイプ3を採用したもので、発電値がアイドリング付近からまるで違うもの。
とにかくバツグンの安定感を感じる事ができるダイナモで、しかもZ系の場合
ダイナモカバーをすぐ擦るから このカットタイプカバーは本当に良い物です ♪
ナイトロレーシング製マフラー 最高峰のラインナップ、ウェルドクラフト3D
チタンエキゾーストもオーナーK・Aさんのご指名で、複雑な形状で繋げられた
エキゾーストパイプが武骨なマニホールドシルエットに見えて、迫力倍増・・・
オイルクーラーKITも、振動クラック対策されたナイトロレーシング製の物で
画像では判別しにくいですが 従来品とは根本的に異なる固定式となっています。
ステアリングを切っても、アッパーカウルは前方を向いたまま・・・
フレームマウント化されたアッパーカウルは これまた画像ではよく見えませんが
ジュラルミン材から総削り出しされたブラケットをワンオフして固定したもので
NCで削り出されたカウルブラケットは強度も高く、非常に凝った造りのもの。
Zに限らず、全てのオートバイはトップブリッジ回りにパーツを取り付けない事で
ハンドリングが飛躍的に向上する・・・
普通のZ1-Rと乗り比べできる機会があったら是非試して頂きたいんですが、もう
まるで別モノなのが すぐにわかりますよ! (^^)/
そんなジュラルミン製カウルブラケットに取り付けされたメーターは、これまた
特徴的な単品製作もの・・・
二重構造式のアルミワンオフパネルに、カーボンプレートを重ねたオリジナルで
全てワイヤーレス駆動の 社外製電気式メーターを配置。
夜間になると、こう見える・・・
いいですねぇ~ 何か、見てるだけでワクワクさせられるメーターです ( ̄▽ ̄)
RCMー526 Z1-R。
近日中に配送される予定なのですが、今からで果たしてお盆前に到着するのか?
かなり不安・・・ (;^_^A
ギリギリでも何とかお盆前に到着し、暑いでしょうけど乗って頂ける事を 祈って
おります。
K・Aさ~ん!
コロナ禍になってから全然集まりが出来てないんですが、実は自分 いずれ九州の方に
行く用事がありまして、まだ少し先になるんですが RCMオーナー達だけによる祭典
ROCイベントを開催したいと思ってますので、その時は是非とも!
このRCMー526でご参加下さいね~!!!
中村の001と一緒に並べて、Z1-R軍団だけで写真撮りましょう(笑)