こうしてスタートした「2号機」計画だったが、その開発は険しい道のりの連続だった。オリジナルフレームは形になるまでに非常に多くの工程を要する。製作開始当初の作業は治具製作につぐ治具製作...。正確無比なフレームを作り上げる為には、決して避けて通ることのできない重要な準備工程なのだが、いつまで経っても形が見えてこないことがもどかしく、「治具ばかり造っていて、ちっともフレームに辿り着かないじゃないか」と、思わず口走るほどだった。
計画後半には通常の工場業務に支障をきたすほどになり、日本全国から多数の注文をいただいているオリジナルコンプリートマシン「R.C.M」の製作や、修理、加工作業といった一般業務に至るまで、多くの方々に納期の遅れで迷惑を掛けることとなってしまった。この場をお借りしてお客様にお詫び申し上げます。
さて、そういうわけで何とか形になった2号機。7月も終わりに近づいた頃だった。 |